店舗インタビュー
協力的な姿勢のお店がたくさんあるということ自体が、安心感につながりますね。筆談ボードを必要とされるお客様も増えていますか?
担当者:最近は、ファミリー層に加えてご高齢のお客様が増えてきました。インフォメーションでは、様々なお問い合わせがありますが、筆談ボードは、障がいをお持ちのかただけでなく、耳が遠くて聞き取りづらいご高齢のかたとお話しする際にも役にたちます。インフォメーションスタッフも、お客様の様子をみながら、声の大きさや話すスピードに気をつけてご案内するように気をつけています。また、ご夫婦づれや、三世代家族づれのお客様が、車イスを借りに来られることもありますね。ショッピングやお食事の際、グループのメンバーと同じペースで歩きまわるのがつらいかたがおられる場合は、気軽にご利用いただければと思います。
(2018年7月5日 取材)
(左):営業担当 時本紘樹さん
(右):オペレーション担当 岡村宏さん
イオン明石ショッピングセンターには、幅広い年齢層をターゲットにしたお店がたくさんあって、様々なかたが来られると思いますが、お客様をお迎えするにあたって何か取り組まれていることはありますか?
担当者:昨年、明石市から『合理的配慮を支援する助成制度』について案内がありました。コミュニケーションツール等の店頭設置にかかる費用を市が助成してくれる制度なのですが、ショッピングセンターの各店舗に呼びかけたところ、非常にたくさんのテナントから積極的な協力が得られ、9割以上の店舗で筆談ボードを設置するようになりました。設置店舗にはステッカーを貼ることで、分かりやすく伝わるように工夫しています。