店舗インタビュー
なるほど!筆談ボードは、ろうあのお客様だけでなく、様々なかたとのコミュニケーションにも役立ちそうですね。地元や近隣地域からの団体様がグリーンヒルホテル明石さんで宴会をされることも多いのでしょうね。
浦野さん:そうですね。目が見えないかたがたの同窓会で、ありがたいことに毎年ご利用いただいている団体様もおられます。見えないかたがお食事をしやすいように、お料理のクオリティは保ちつつ、並べるお皿の数を減らして、お客様にとって分かりやすい方向に配膳したり、食べやすいメニューを考えたり…といった対応を心がけています。グリーンヒルホテル明石では、お客様と顔が見える関係性を大切にし、地域に根差したホテルを目指しています。お越しいただくすべての客様にとって居心地の良い空間を提供できるように努めていきたいと思っています。
(2018年7月13日 取材)
営業部:浦野智彦さん
どのようなきっかけで、筆談ボードを置くようになったのですか?
浦野さん:今から1年ほど前に、ろうあの団体様から宴会のご予約をいただく機会があったんです。その際に、団体のかたから明石市の『合理的配慮を支援する助成制度』についてご紹介いただきました。宴会の当日に筆談ボードがあればお客様をお迎えする上でとても役立つと思い、早速こちらの制度を利用して購入しました。 最近は、外国人のお客様(特に中国からのご旅行)も増えていて、言葉が通じにくい時に、筆談ボードに簡単な絵や記号を描いたり、漢字や英単語を書いてコミュニケーションをとったり…という使い方もしています。